2018年5月26日、福岡でnemcafeが開催されました。今回はクリプトペイとしてnemの最大規模のイベントを取材した模様をお伝えします。
目次
nemcafeとは?
nemcafeは4月に告知され、「小さな経済圏を作る」をテーマにNEMによる決済の体験やNEMbarと呼ばれるnemを応援している方々だけでなく初めて仮想通貨に興味を持つ人も含めて交流できる場として企画されたイベントです。
1部のnemcafeと2部のnemcafe nightの2種類のチケットが販売され、数時間で完売し追加でチケットが販売され更に売り切れになるほどイベント前からその注目度と期待感で今までにない盛り上がりをTwitter上で見せていました。
nemcafe(1部)
第1部は天神駅すぐのUNION SODA(ユニオンソーダ)という会場で開催。
11時開場前から15人ほどの行列ができるほど。
入場の受付が済むとnemcafeと銘打った通りcafeカウンターでバリスタが迎えてくれます。
先着100名には特性nemうちわをnemうちわ配りで有名なまつもとかずまささんが配布。
先日開催されたモザワングランプリでトレスト賞を受賞した作品やその他の入賞作品が展示されています。
会場内のカフェスペース、物販スペースともに購入時の決済はnemのみ。
まさに会場内が小さな経済圏でした。
開始1時間も経たずに会場は多くの人で賑わっています。1部のみで約240人ほどのチケット販売があったそうで、物販スペースには行列ができるお店も。










子どもたちだけのNEM決済店
今回のnemcafeには子どもNEM決済店「we are Next Expected Moon」が初登場。
子どもたちだけで企画し、プレゼンテーションを行い運営までを行うという素晴らしい企画が行われました。子どもたちは企画を考え、事業計画まで作り実際の販売から決済までを行うというおそらく世界で初めての実施だと思います。


ホットドックをnem決済で
実は1部は会場が3箇所あり、メイン会場から少し離れたn.Quad(エヌ.クォド)でランチを提供。
フォアグラ最中やヤングコーンのオーブン焼き、和牛スジ肉のワイン煮込み、ホットドックやあまおうアイスとかなり充実したメニューを取り揃え。
購入に当たっても決済はもちろんnem。物販スペースで食べたいもののチケットを購入して食べることができます。どれも500円と味も価格も満足の1品ばかりでした。


nemcafe night(2部)
第2部は場所を変え参加者120名以上でnemcafe nightとしてパーティーが開催されました。
開会の際、NEMber有志からnemcafe主催者のトレストさんへお花のプレゼントが。
このお花も実はnem決済でお花のアレンジメントを手がけるayakokakoi FlowerDesignさんがアレンジメントしてくださったものです。
その後もビンゴ大会も行われ、はじめましての方も久しぶりに再会した方も思い思いの時間を過ごしました。
nemが見せる仮想通貨決済の世界観
今回、nemcafeで1日を過ごしてみて仮想通貨決済のこれからに必要なヒントを見た気がしました。それは、
「決済で人と人がつながること」
今回の物販ではnemに関するグッズよりも一般的に販売している食品やアクセサリーが多く見られました。しかもそれはご当地でしか手に入らないものだったり、生産者さんが拘って作られたその商品にストーリーがあるものばかり。
参加者の皆さんが販売する方々と話をしながらnem決済で購入するその光景に今の仮想通貨過渡期だからこそのヒントを見つけた気がします。
nemcafeはこれからも続く?
nemcafeは今後nemのミートアップやイベントで出張されるそうなのでnemcafeバリスタのコーヒーが飲めるかも?!(ホントに美味しくて4杯飲みました)